サラダやサンドウィッチなどに使うレタス。

店頭では、基本的に1玉・半玉で売られていますよね。

一度で食べきることは難しく、買ってから日にちがたつと、すぐにしなびてしまいます。

レタスは96%が水分のため、大変傷みやすいんですね。

しなびたレタスは、食感も見た目もよくありません。

今回は、そんなレタスのシャキシャキ感を復活させる裏技についてご紹介していきます。

レタスをシャキシャキに戻す方法

お湯を使う方法

レタスは50℃前後のお湯につけて2〜3分待つと、シャキシャキとした食感・鮮度がよみがえります。

食物の細胞を形作るペクチンという物質が、50度〜60℃の温度帯になると固くなるため、失われた歯ごたえが良くなるんですね。

不思議なことに、歯ごたえだけではなく、風味までもよみがえるという説もあります。

温度計があれば50℃前後のお湯を用意するのは簡単です。

しかし、温度計が必ずしもあるわけではありません。

沸騰したお湯と常温の水を少量混ぜながら作っていく必要がありますね。

これはお住まいの場所や季節によって変動があります。

夏場は60℃を超えてしまったり、冬場は50℃に満たないなど。

40℃後半でも、シャキシャキ感は戻るという結果も出てますので、沸かしたお風呂より少し熱いかな?と思えるくらいが良いかもしれませんね。

冷水を使う方法

「お湯を沸かすのはめんどくさい。子供に手伝わせたい。」などお湯以外の方法を探してらっしゃる方はこちらをお試しください。

冷水を使って、失われたシャキシャキ食感を取り戻します。

食べやすい大きさにちぎったレタスを水に浸します。

そして30分程冷蔵庫でキンキンに冷やしましょう。

漬け込む時間が長すぎると水分を過度に吸収してしまい、風味も損なわれてしまうので注意してください。

一定時間が過ぎたら、水気をよくきって置いておきます。

すると、食べるころには驚きのシャキシャキ食感となっております。

温度調整も不要、水につけて冷蔵庫で冷やすだけです。お手軽ですね。

おわりに

しなびたレタスにシャキシャキ食感を取り戻す方法、お湯・冷水を使うものをご紹介しました。

傷みやすいレタスですので、保管場所から取り出した際に気になった方はぜひお試しください。

余談です。

葉物をお湯につけると、さらにくたくたになってしまうイメージですが、そんなことはないんですね。

細胞の構成とは奥が深い!

最後に、レタスの保存の裏技もお伝えしたいと思います。

買ってきたレタスをそのまま冷蔵庫保存するのではなく、ここも一度50℃のお湯につけてから冷蔵庫で保存をするといいんです。

数日間、シャキシャキ食感のレタスを維持することができますよ。