皮つきのまま楽しめる新じゃがの季節がやってきましたね。個人的には、ホクホクとしてねっとり甘い芋というイメージですが、みなさんはどうですか?
春先から初夏にかけて収穫・出荷される新じゃがと、よく合う鶏肉を使ったレシピをご紹介していきたいと思います。
新じゃがと鶏肉を使った煮物
鶏肉と新じゃがいもの揚げ煮
用意するもの:新じゃがいも7個、鶏もも肉1枚、絹さや適量、だし汁500cc、醤油大さじ3、砂糖大さじ1.5、みりん大さじ1、塩適量
新じゃがは、水でよく洗い土などの汚れを取り除きます。大きいものは半分にきり、キッチンペーパーなどでよく水気をふき取ります。
鶏もも肉は一口大に切り、絹さやはサッとお湯で茹でておきます。
鍋に揚げ油をいれ中温で熱し、新じゃがを入れてからゆっくりと揚げていきます。
揚げている間に、別鍋でだし汁と砂糖を入れ煮立たせます。
新じゃががきつね色になったら油をきって取り出し、別鍋のだし汁の中へ入れます。
そして中火で煮ます。
新じゃがを揚げたあとは、鶏もも肉を揚げ、こちらもきつね色になったら新じゃがを似ている鍋に移します。5分程煮たらしょうゆ・みりん・塩を入れ煮汁がほぼなくなるまで15分程煮詰めていきます。
最後に、器へ盛り付け茹でた絹さやを飾れば完成です。
新じゃがと鶏肉味噌バター煮
用意するもの:新じゃがいも4個、鶏肉(手羽元)4本、アスパラ4本、和風だし顆粒小さじ1/2、砂糖大さじ1、酒大さじ1、みりん小さじ1、しょうゆ小さじ1、味噌小さじ1、バター10g、水200cc、油適量
新じゃがいもは水で丁寧にあらい土などを落とし、皮つきのまま半分にきります。
鶏肉は水気をキッチンペーパーなどでふき取ります。
アスパラは、キッチンペーパーに包み水をかけて濡らし、電子レンジで2分弱加熱。あら熱がとれたら
お好みの大きさに切っておきます。
深めのフライパンに油をひいて熱し、鶏肉を皮面から焼いていきます。両面に軽く焼き色がついたら新じゃがを入れてさらに中火で焼いていきます。
新じゃがにも軽く焼き色がついたら水・和風だし・砂糖・酒・みりん・しょうゆを加え煮ていきます。
弱火で15分程煮込んだら、アスパラ・バター・味噌を入れて中火で煮汁がなくなるまで加熱していきます。器に盛りつけて完成です。
新じゃがのゴマ煮
用意するもの:新じゃがいも6個、鶏もも肉1枚、にんじん1本、絹さや適量、和風だし顆粒大さじ1、すりごま(白)大さじ2、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ3、みりん大さじ1、油適量
新じゃがは水でキレイに汚れをおとし、皮つきのまま四つ割りにします。
にんじんは、皮をむき一口大に乱切り。絹さやは筋を取り半分に斜め切りします。
鶏もも肉は、一口大に切ります。
鍋に油をひいて熱し、中火で鶏肉を炒めていきます。肉全体の色が変わったら、にんじん・新じゃがを加えさらに炒めます。
油が全体に回ったら、水400ccと和風だしを加えて加熱。12.3分煮たら砂糖・しょうゆ・みりんを加え、煮汁が1/3量くらいになったところで、絹さやを加えさらに2分程煮ます。最後にすりごまを加え火を止めます。器にもりつけたら完成です。
おわりに
旬の新じゃがと鶏肉を組み合わせた煮物レシピをご紹介しました。
日本人はやっぱり和食・・・煮物ですよね。
余談です。
煮物は一般的な家庭料理ですが、煮る方法によって名前が違うって知っていましたか?
長時間煮たものは「煮込み」。少量の汁で煮汁が少し残るまで煮た料理が「煮つけ」。
日持ちをよくするため濃い味で汁がなくなるあで煮つめる「煮染め」。
薄味の汁でさっと煮食材を冷まして味をしみ込ませる「煮浸し」。などなど・・・。
著者的には、使う素材とおおまかな料理のイメージで名前を言ってました。魚の煮つけ。モツ煮込みなど。実は、調理方法だったとは驚きです。