豚汁に、炊き込みご飯に・・・とごぼうを使用する際、どのくらいの量使いますか?
1/2本といったところではないでしょうか。通常スーパーなどに並ぶごぼうは、1袋2本入りくらいですよね。
一度の料理で使い切ることはなかなかありません。かと言って毎日毎食使うような定番食材でもないですよね。
残りを冷蔵庫で保存していると、いつのまにか奥でしなしな干からびてしまったということも多々あります。
そんなごぼうは、冷凍保存が良いといわれています。今回は、この保存方法について調べていきたいと思います。
ごぼうを冷凍保存する方法
ごぼうを冷凍する際はまず下処理から始めます。流水で土や泥などの汚れをキレイに取り除き、表面の皮をこそぎ落とします。タワシや包丁の背を使う方法が一般的ですが、くしゃくしゃにしたアルミホイルを使う裏技もあります。
そして好みの大きさに切り分けたら、水にさらしてアク抜き作業に入ります。変色を防ぐため水に少量のお酢を入れるといいですよ。
最後に、よく水気を切りキッチンペーパーなどでふき取ったらジップロックなどの密封が可能なビニールに入れて冷凍します。なるべく平らにして空気を抜いてください。
冷凍ごぼうを使う際、食感が失われるため解凍はしません。凍ったままレシピに合わせて切ることは難しいので、冷凍をする前に何種類か切り分けておくと便利ですよ。
かき揚げやきんぴらごぼうには、細切りしたもの。
トン汁や炊き込みご飯には、ささがきにしたものなど。
また、調理の時間短縮をしたい際は茹でたごぼうを冷凍するという方法もあります。
下処理をし、ごぼうのあく抜きが終わったらお湯で茹でます。この場合、栄養素が水に流れ出ますので、蒸すか・電子レンジなどで加熱をすると栄養素をギュッと留めることができます。
粗熱が取れたらごぼうをキッチンペーパーなどで水気をふき取り、ジップロックなどのビニールに平らにして入れ空気を抜いて冷凍をします。
冷凍をする際のポイントは、出来るだけ温度を下げ、急速冷凍をすることです。
期限はどれくらいもつか
では、冷凍保存をしたごぼうの消費期限について書いていきましょう。
ごぼうの冷凍保存期間は、約1ヵ月程です。この期間内であればほぼ問題なく食べることができます。
長期保存のコツは、空気に触れることのないよう真空状態を心がけてください。
しかし、季節や室温また保存環境によって保存状態も変動してくるので、酸っぱい匂いがする場合は処分したほうがいいと思います。
また、食べてみて味に違和感がある場合も同じように処分してください。
おわりに
ごぼうの冷凍保存についてご紹介しました、いかがでしたか?
冷蔵では2〜3日くらいしか保存ができないので、やはり冷凍のほうが長期保存に適していて安心ですね。
余談です。
ごぼう美味しいですよね。著者は、ごぼうチップスが好きです。素揚げしたごぼうに塩をふり七味をかけただけのものですが・・・。それが最近知り合いから「ゴボチ」というお菓子をいただきまして、食べたところこれが美味しい!
食物繊維豊富なので、お通じがよくなりお肌の状態もよくなりますよ。女性必見ですね。
家でごぼうを素揚げするときは、一緒にレンコンもやります。これはこれでとても美味しいですよ。