果物のような野菜のような「トマト」には、カリウムやβカロテン・リコピン・ルチンなど豊富な栄養素が含まれています。
漢方では、喉の渇きをいやして体の熱を冷ます効果があると言われており、薬用としても定着していました。
トマトが胃痛を防止する理由
ヨーロッパでは昔から「トマトのある家に胃病なし」という言葉が伝えられ、胃病への優れた効果が期待できると言われています。
トマトに含まれるクエン酸が消化液の分泌を促進し、タンパク質や脂肪の消化に力を発揮します。
肉類などを食べておこる胃もたれを解消してくれるんですね。
さらに、体の余分な熱を冷ます効果があり、胃炎などの炎症を抑える働きもあります。
トマトには色々な種類がありますが、消化不良気味の場合は皮が固めのトマトを生で食べるのはあまりおススメできません。
継続的に安定した摂取をするには「トマトジュース」が一番かと思います。
トマトを使った胃痛防止におすすめのレシピ
疲れた胃に優しいトマト雑炊
用意するもの:トマト1個、卵1個、ちんげん菜2枚、ご飯お茶碗1杯分、鶏ガラスープの素大さじ1、水600cc程
トマトは1cm程の角切りにします。
ちんげん菜もお好みの大きさにきります。
卵はボウルに割り、溶いておきます。
鍋に、水・鶏ガラスープの素を入れ沸騰させます。そこに切ったトマト・ちんげん菜を入れて、再度加熱します。
ある程度火が通ったらご飯を入れ、再沸騰したところで溶き卵を流しいれかき混ぜたら完成です。
冷製トマトスープ
用意するもの:トマト2個、生パセリ適量、牛乳200cc、生クリーム小さじ2、塩適量
トマトは赤く完熟したものを選び、皮をむきます。
4等分に切っておきます。
ぱせりは水で洗っておきます。
(ハンドブレンダー使用)容器にトマトとパセリ・牛乳・塩を入れブレンダーで液状にしていきます。味見をして、塩で調整。
冷蔵庫で1時間以上冷やし、食べる直前に生クリームをたらして完成です。
おわりに
トマトが胃痛に効果がるとされている理由や、レシピをご紹介しました。
最後に紹介した、スープに使用するパセリには整胃作用があるそうなので、たっぷり混ぜてもいいですね。
冷製パスタにリメイクするのもおススメです。
余談です。
先日、最後のお花見をしようとお弁当を作って桜を見に行きました。
見事な葉桜。たまたま風も強く、桜吹雪が綺麗でした。
久しぶりにお弁当を作ったので、結果・・・全てが薄味に(笑)
味見をした時はちょうどよかったのですが、やはり冷めると塩気が減りますね!
唯一の救いは卵焼きに小ねぎを刻んでいれたこと。
ねぎの味がポイントになって薄味でも美味しく食べられました。
この卵焼きに入れる具材は、家庭の色がでますよね!?著者は、小ねぎやミツバが好きです。
ほんの少し甘味があるダシ巻き卵です。納豆やハムなどを入れる方もいますが・・・皆さんはいかがでしょうか。