水分を多く含むレタスは痛みやすく長期保存ができません。
なるべく新鮮な状態で保存をしたいという場合、芯の部分につまようじを差し込んだり、また芯をあらかじめ取り除いてから冷蔵庫に入れるという方法になります。
そんな時に役立つ「芯を取り除く際に使える手段」について色々と書いていきたいと思います。
簡単にレタスの芯を取る方法
包丁を使わずに誰でも簡単に芯を取り除く方法です。
1. まずレタスをひっくり返し、芯の部分(底)を上にします。
そして、片手をハンマーのようにグーにして、芯を叩きます。
その後、芯をつまんでひねるように取ると、綺麗に抜けます。
そのまま使う場合は、穴の開いた部分に指を入れて広げていくと、葉が綺麗にはがれていきますよ。
2.そして、もう一つ。
まな板を用意します。レタス丸ごとをそのまま持ち上げます。この時、芯の部分(底)は下にします。
そして、そのままバーンとまな板に叩きつけます。
すると不思議なことに、そのままレタスを持ち上げるとポロリと芯が取れます。
手で打ちつける場合も、まな板に叩きつける場合も、どちらも出っ張った芯の部分が中へ押し込まれ、繊維質の少ない野菜なので、芯がそのままポロリと取れるんですね。
3.力の弱い女性やお子様の場合は、レタスを持ち芯の部分を手のひらで軽く何度か押します。
そして、芯の部分をつかんでくるっとひねるように回すと、芯がポロっととれます。
包丁を使って芯を取る方法
レタスの芯を取り除く場合、基本的には包丁は使いません。・・・というか使わないほうが良いのです。
刃物が触れるとレタスに含まれるポリフェノールが酸化し、赤く変色していきます。
どうしても包丁を使いたいという場合には、キャベツと同じように芯の周りに切り込みを入れて、くり抜くという方法が良いかと思われますが、やはり変色は避けられないでしょう。
ステンレス製の包丁は、切れ味が鋭いと酸化酵素が余計に出てしまい、これも変色の原因になるそうです。むずかしいですね。
結果としては、包丁を使えないことはないが、使わないほうがベストである・・・ということですね。
おわりに
今回は、レタスの芯のくり抜く方法について書いていきました。
キャベツなどの芯をくり抜くよりも、はるかに簡単なのですぐに出来ると思います。
また、すぐに使わな場合や保存をする場合には、空いた芯の部分に水で湿らせたキッチンペーパーを詰めるといいですよ。痛みの速度を軽減することができます。
余談です。
サラダなどに使うレタスは包丁で切るのではなく、手でちぎるのが良い!と言われていますよね。
そして、ちぎり方にも美味しいさの違いがあるそうですよ。
レタスの葉をもって縦に裂くちぎり方は、表面の薄皮が残るためおいしさが半減するそうです。
なので、レタスの葉を持って葉先に向かって真っ直ぐに引っ張るのが良いのです。
一枚の葉を右と左に同時に力を加え引っ張る形ですね。
ちぎり方で美味しさに差がでるというのは初めて知りました。これから使えそうです!