ゴボウを煎って乾燥させてから、煮だして飲むごぼう茶。中国から薬草として渡ってきた「ごぼう」を原材料としています。
食物繊維が豊富で様々な効能があります。
便秘解消・むくみ解消・利尿作用・肥満体質改善・生活習慣病予防・デトックス・アンチエイジングなど。
さらに話題を集めているのが、糖尿病や高血圧にも良い作用があるというものです。
どのような効果なのか、少し調べていきたいと思います。
ごぼう茶と高血圧の関係
高血圧の仕組みを簡単に説明すると、血液を運ぶ動脈に汚れがくっついて流れがわるくなると、心臓は圧力を高め末端の血管まで血液を流そうとします。
その結果、高血圧という症状が出てきます。
つまり、血圧が標準より高い状態であるということですね。
そしてこの高血圧の数値ですが、最低血圧が90mmHg以上/最高血圧が140mmHg以上の場合高血圧症と診断されます。
緊張などで数値が変動するので、一度測っただけでは断定できません。
何度も繰り返し測っていく中で血圧が正常より高い数値をさせば「高血圧症」となります。
高血圧が続くことで、動脈硬化や脳卒中・心筋梗塞など様々な病気の原因となります。
高血圧を予防・解消する食材には、チョコレート・レモンなども挙げられます。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血管が広くなる効果があり、それによって血圧を下げる効果が期待できます。
レモンに含まれるクエン酸とポリフェノールは血管の弾圧を改善し、血流を良くすることで高血圧改善に繋がります。
そして今回注目の「ごぼう茶」です。
ごぼう茶に含まれるサポニンは、腸や血管の中にある悪玉コレステロールを分解し、洗い流す効果があります。
悪玉コレステロールなどの脂質は腸壁や血管に詰まって血栓を起こしたり、酸化して過酸化脂質になり癌や動脈硬化の原因ともなります。
サポニンによって起こる体外への排出が、腸内や血管内を綺麗にし、高血圧を予防できるというわけです。
さらに、ごぼう茶に含まれるポリフェノールの抗酸化作用により、ドロドロになった血液をサラサラに改善し、高血圧防止と肌のアンチエイジングにも役立ちます。
ごぼう茶を飲めばすぐに血圧がどんどん下がるというわけではありませんが、体内を健康に保つサポートをさせましょう。
高血圧で悩んでいる、または高血圧の予防をしたいと考えている方は、日々の食事に1杯のごぼう茶をおススメします。
おわりに
余談です。
著者も身内に糖尿病を患っている方がいます。
インシュリンなどではなく、今のところ飲み薬で治療をしているそうですが、糖尿病になってから食事にも気を遣うようになったようです。
やはり急激な血糖値の上昇や高血圧を気にするようになり、低GI食品や天然甘味料のラカントなどを購入し、日々の食事に取り入れていました。
飲みやすいごぼう茶で、健康のサポートができればいいですよね。今度贈ってみたいと思います。