トマトに含まれるβカロテンには免疫細胞を活性化させる働きがあり、貧血予防など疲れた体を整えるのにはとてもいい効果があります。

さらにトマトの酸味は胃液の分泌を促進し、食欲を増進させる効果があることから夏バテによく効く野菜と言われます。

このトマトを大量摂取でき、子供も大好きなおススメのレシピをご紹介したいと思います。

トマトを大量消費できるカレーのレシピ

トマトで煮込むカレー

用意するもの:トマト6個、玉ねぎ2個、にんにく1片、鶏肉1枚、市販のカレールー半箱、ローリエ1枚、油適量

トマトは湯向きをします。

ヘタを取り、お尻部分に十字の切れ目をいれます。

沸騰したお湯に沈め皮にしわがよったら、冷水にあげて皮をむいていきます。

皮がむけたら、小さめにざく切りします。

玉ねぎ・にんにくは、みじん切りにします。

鶏肉は一口大にきります。

鍋に油を適量ひき、にんにくのみじん切りを加え弱火で加熱します。

香りがたったら、中火にして鶏肉・たまねぎを入れ炒めます。

玉ねぎがきつね色になったら、トマトとローリエを加え蓋をして弱火で煮込みます。

10分程煮込んだら、一度蓋をあけて形が残っているトマトをヘラ等で潰します。

そして蓋をし、再度10分程煮込みます。

トマトがソース状になったら火を止めて、カレールーを加えよく溶かします。

弱火で加熱し、とろみがついたら完成です。

トマトの夏野菜カレー

用意するもの:トマト6個、なす3本、ズッキーニ2本、たまねぎ1個、カレールー半箱、オリーブオイル適量、はちみつ適量

トマトは皮つきのまま角切りにします。

なす・ズッキーニも一口サイズに角切りしていきます。

玉ねぎはみじん切りにします。

鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎを弱火でじっくり炒めます。

玉ねぎがきつね色に変わったら、トマトを加え潰しながら中火で加熱します。

ある程度潰れたところで、なす・ズッキーニを加えて蓋をし煮込みます。

たまに全体を混ぜながら、10分程煮込みます。

トマトがソース状になり、水分が出てきたら火を止めカレールーとハチミツを加えます。

さらに弱火でトロミがつくまで煮込んだら完成です。

トマトを大量消費できるハヤシライスのレシピ

トマト丸ごとハヤシライス

用意するもの:トマト5個、玉ねぎ1個、にんにく1片、牛薄切り肉300g、バター大さじ2、オリーブオイル大さじ2、コンソメ2個、ケチャップ大さじ4、ウスターソース大さじ4、白ワイン(酒)80ml、小麦粉大さじ2、塩コショウ適量

トマトは皮つきのまま、一口大に切ります。

にんにくはみじん切りにします。

玉ねぎは、やや厚めにスライスします。

鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ加熱します。

香りがたったら、玉ねぎ・バターを加え弱火で炒めます。

玉ねぎがきつね色になったら、牛肉を加え少し炒めたところで小麦粉を加え炒めます。

小麦粉の粉っぽさがなくなったら、トマトを加え少し潰しながら煮込みます。

水分が少しでてきたところで、コンソメ・ケチャップ・ウスターソース・白ワイン・塩コショウで味をつけます。

さらに10分程煮込んだら、完成です。

トマトで煮込む簡単ハヤシライス

用意するもの:トマト5個、玉ねぎ2個、豚こま肉200g、ハヤシライスルウ適量

トマトはヘタを取り、ぶつ切りにします。

玉ねぎは、スライスします。

鍋にトマトを入れ、弱火で加熱しながらヘラでどんどん潰していきます。

その間、フライパンを用意。

油をひき、玉ねぎ・豚肉を中火で炒めます。

豚肉に火が通ったら、トマトの鍋に移します。

玉ねぎ・豚肉が鍋に加わったら、蓋をして中火で煮込んでいきます。

トマトがスープ状になったら、火を止めてハヤシライスルウを加え溶かします。

再度、火にかけ10分程煮込みトロミがついたら完成です。

おわりに

夏バテ防止、トマトたっぷりのカレーとハヤシライスのレシピをご紹介しました。

子供が好きなメニューでもありますね。作り置きをする際は、念のため冷蔵庫での保管をおススメします。

余談です。

「カレーは2日目が美味しい!」とよく言いますよね。

実は、科学的根拠からも正解だそうです。

野菜などの具材のうま味成分がルーに溶けだしている・・・ということらしいですよ。

しかし、つい大鍋で作ってしまうので常温で保存をして、次の日傷んでるなんて経験をよくしています(汗)

もう今くらいの気温でも、冷蔵庫保存がいいですね!

常温は危ないです。