トマトにはアンチエイジングや美肌効果があると言われています。
また、食べ合わせによってその効果を倍増させることも可能です。
トマトと相性が良いものの一つに「卵」があります。
トマトのビタミンCは卵の鉄分の吸収を助け、貧血予防にも有効です。
さらに、βカロテンやビタミンC、卵のタンパク質を摂取することで体の免疫力が向上し、これから訪れる夏風邪予防にもつながります。
今回は、トマトと卵を使ったスープ、さらに、血液をサラサラにする効果のある玉ねぎを使ったスープも合わせてご紹介します。
トマトと卵を使ったスープのレシピ
トマトと卵の酸辣湯スープ
用意するもの:トマト1個、卵1個、長ねぎ適量、鶏ガラスープ大さじ1、片栗粉小さじ2、酒小さじ1、お酢適量、ラー油適量、塩コショウ適量
トマトはヘタを取って、小さめに乱切りにする。
長ねぎは斜め薄切りにします。
卵はボウルに割り入れ、片栗粉を加え混ぜておきます。
鍋を用意し、600ccのお湯を沸かし鶏ガラスープの素を入れて溶かします。
中火で一煮立ちさせたらトマトを加え3分程煮ます。
酒・塩コショウで味を整えたら、溶き卵を流しいれ、同時に長ネギを加えます。
ふたたび煮立ったら火を止め、お酢・ラー油をお好みの量加えて完成です。
トマトと卵の洋風スープ
用意するもの:トマト1個、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、ベーコン2枚、卵1個、パセリ適量、オリーブオイル小さじ1、コンソメ1個、ケチャップ小さじ1、塩コショウ適量
トマトはヘタをとり、細かく角切りにします。
玉ねぎ、にんにくはみじん切りにします。
ベーコンも小さめに切ります。
卵は溶いておきます。
鍋にオリーブオイルをひき、にんにくを入れ弱火で熱します。
香りがたったら、玉ねぎ・ベーコンを加え炒めます。
しんなりしてきたら、トマトを加え潰しながら炒めます。
火が通ったら水を400cc程入れ、コンソメ・ケチャップを加え煮込みます。
2〜3分煮込んだら仕上げに溶き卵を流しいれ、塩コショウで味を整えます。
器に盛り付け、パセリを散らせば完成です。
トマトと玉ねぎを使ったスープのレシピ
トマトの冷製スープ
用意するもの:トマト1個、玉ねぎ1/4個、にんにく1/4片、オリーブオイル小さじ2、水300cc、コンソメ1/2個、パセリ適量、塩コショウ適量
トマトはヘタを取り、湯むきします。
お尻に十字の切れ目を入れ、沸騰したお湯に沈めます。
皮にしわがよってきたら冷水に取り、皮をむいていきます。
玉ねぎは薄切りにします。
にんにくは、すりおろしておきます。
トマトが入る大きさの鍋を用意し、オリーブオイル小さじ1をひき熱します。
玉ねぎとにんにくを加え、中火で焦げないように炒めます。
玉ねぎがしんなりとしてきたら、水とコンソメを入れ、蓋をして強火で加熱。
沸騰したら蓋をずらし、弱火で7分程煮込みます。
玉ねぎに火が通ったら塩コショウを加え味を整えます。
トマトを崩れないようにそっと入れ蓋をし、1分程加熱したら火を止めます。
氷水などに鍋をつけ粗熱を取ったら、鍋ごと冷蔵庫でよく冷やします。
丸ごとトマトとオニオンスープをお皿に盛り付けたら、オリーブオイルを回しかけ、最後にパセリを散らして完成です。
シンプルなオニオントマトスープ
用意するもの:トマト1個、玉ねぎ1/4個、ベーコン1枚、コンソメ顆粒小さじ1程度、ローリエ1枚、オリーブオイル適量、塩コショウ適量
トマトはヘタを取り除き、1cm程の角切りにします。
玉ねぎは、薄くスライス。
ベーコンは1cm幅に切ります。
鍋にオリーブオイルを適量ひき、ベーコンを中火で炒めます。
ベーコンの脂が出てきたら玉ねぎを加えさらに炒めます。
玉ねぎがしんなりしたら、トマトを加え崩しながら加熱します。
ある程度形がなくなったら、水300ccを入れてコンソメ・ローリエを加え7分程煮ていきます。
アクが出たらすくいながら煮てください。
最後に塩コショウで味を整えたら、器に盛り完成です。
おわりに
トマトに加え、卵・玉ねぎのスープをご紹介しました。
夏風邪予防には温かいスープを、夏バテ対策には冷たいスープもいいですね!
余談です。
皆さん、食パンには何をお使いになりますか?「バターorマーガリン」?
著者は、バター派です。バターは牛乳の脂肪を固めた食品ですよね。
そしてマーガリンは「人工的に作られたバター」というイメージです。
発酵乳や乳化剤・食塩・香料などを加えて作られていると聞いたことがあります。
しかし、一概にバターが良いとも言えないみたいです。
マーガリンの多くは食物油脂を原料にしており、コレステロールを含まないため栄養学的にはバターよりも好ましいとされているんですね。
高血圧や肥満など気にされている方は、マーガリンに代えてみるのもアリですよね!