強い体を維持するのに欠かせない栄養素がたくさんつまったトマト。

お子様に食べてもらいたい野菜の一つでもありますね。

中でも、トマトに含まれる「リコピン」は抗酸化物質で、生活習慣病予防や美肌効果など大人に嬉しい効果も期待されます。

1日トマト2〜3個分のリコピンを取るのが良いとされていますが、毎日取るというのは大変ですよね。

さらに、トマトが苦手!というお子様も結構いらっしゃるんですよね。

なぜ子供はトマトが嫌いなのか

トマトソースやケチャップは食べられるが、生食トマトが苦手!という方。

お話を聞くと、子供のころから嫌いだったと言います。

子供たちが苦手な理由にあげるトマトの特徴にはこんなものがあります。

苦味や酸味を感じる

真っ赤に熟した甘いトマトもあれば、市販のトマトには完熟前の酸味が強いものもあります。

大人に比べ味覚が敏感な子供たちは、この酸味や独特の風味を感じ取り反応してしまう傾向にあります。

粒粒した種まわりが嫌い

大人・子供問わずトマト嫌いが一番にあげる理由がこれです。

トマトの種の粒粒感に加え、ドロっとグニュっとしたゼリー状の部分が口に入ると気持ち悪いと感じるようです。

匂いが苦手

トマトには独特な青臭さがあります。

トマト嫌いな人には特に際立って感じるようです。

新鮮なものほど香りは強く、店頭に並んでいるだけでも敏感に感じ取るようですね。

周りの子の真似

実はこの理由も多いようです。

ある日急に食べなくなった・・・というお子様はこれに当てはまる可能性が高いかもしれないですね。

お友達が「トマト嫌い」といえば、美味しかったものも美味しくないように感じるのが子供です。

調理法次第で「トマト」と分からなければ食べてくれるのではないでしょうか。

子供が喜ぶトマトのレシピ

トマトリゾット

用意するもの:トマト1個、玉ねぎ1/2個、ブロッコリー1/2個、にんにく1片、ウィンナー5本、ごはんお茶碗2杯分、バター大さじ1程度、コンソメ1個、ケチャップ大さじ2、粉チーズ大さじ1、砂糖適量、塩コショウ適量

トマトはざく切りにします。

ウィンナーは輪切りにします。

玉ねぎ・にんにくはみじん切りにします。

ブロッコリーは小さくさいて、軽く茹でておきます。

鍋にバターとにんにくを入れ熱します。にんにくの香りがたったら玉ねぎを加えしんなりするまで炒めていきます。

さらに、ウィンナーを加え炒め、焼き色がついてきたところでトマトを加えます。

トマトから水分が出るように潰しながら炒めていき、コンソメ・ケチャップ・砂糖・塩で味をつけます。

水分が足りないようであれば、水を少し足して煮ます。

ある程度煮立ったら、ご飯を入れ軽く混ぜたら火を止めます。

お皿に盛り、お好みで粉チーズ・コショウをかけて、茹でたブロッコリーを飾れば完成です。

おわりに

今回は、子供が嫌いなトマトについて色々と書いていきました。

酸味や香り、食感など・・・大人と子供が嫌いな理由に差はありませんでした。

トマトピューレやケチャップを使用したり、また調理法・味付けによって克服できたらいいですね。

余談です。

著者の知り合いにも長年トマト嫌いだった人がいます。

ケチャップやミートソース、またトマトピューレは食べられるのですが、生食トマトだけがダメだったようです。

理由は「種周りの食感」。

ところが、彼女・・・海外での生活を経て食べられるようになっていました。

何故か?「むこうのトマトは硬かった!」が理由だそうです(笑)

ガシガシとしていて食べやすかったそうですよ。

日本じゃクレームになりそうなトマトですよね。

さらに、彼女はその海外トマトをきっかけに日本で店頭に並ぶトマトも克服したそうです。

キッカケなんてどこにあるのか分かりませんね!