薬味や彩りとして何かと食卓に登場する回数の多い「大葉」。
これからの暑い季節には、冷たい麺と共にいただくことが多いですよね。
なかなかメイン料理として使う機会がないので、大量消費が難しいのが難点です。
さらに、葉っぱ一枚一枚がとても薄いため、すぐにしなびてしまうので保存方法にもコツがいります。
今回は、この「大葉」を新鮮に保つ方法について、ご紹介していきたいと思います。
大葉の保存方法
常温保存
大葉は乾燥に非常に弱く、また水分も多いので大変傷みやすいです。
常温で置いて置くと、すぐに水分が失われて傷み始めてしまいます。
大葉の保存に適している温度は「8℃前後」とされ、夏場は特に半日で葉がしおれてしまうこともあります。
冷蔵保存
大葉を冷蔵庫で保存する場合、一番の敵は乾燥になります。
濡れたキッチンペーパーに1枚づつ挟んで、タッパーや密封袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存をします。
この方法であれは、1週間から2週間程度は風味を損なうことなく食べることが可能となります。
また、もう1つの方法では瓶に少し水を張り、大葉の茎が蓋のほうに来るよう入れ、蓋をしっかりと閉めて蓋部分が下になるよう逆さにした状態で、冷蔵庫保存をします。
4日〜5日に一度水を取り替えることで、長期保存が可能になります。
目安としては、1か月程度保存がききます。
冷凍できるか
大葉は冷凍でも保存が可能ですが、冷凍焼けを起こし葉が黒くなってしまうことがあります。ここでも、コツさえ抑えれば問題はありません。
まずそのままの状態で冷凍保存をする場合、水分をよく拭き取り、5枚程の小分けにしたらキッチンペーパーで包み、さらにそれをラップで包み、冷凍庫で保存します。
一度冷凍をした大葉は、軽く揉むだけで細かくなってしまうので、トッピングやソース具材などに使うのがいいかと思います。
冷凍保存をした際の期間は3か月程度まで使うことが可能です。
ただ、どんな状態であれば凍らせた大葉は解凍して使うのが難しいので、冷凍状態のまま調理をする必要があります。
凍ったままの状態で包丁をいれたり、手でこすってしまうと大葉が粉々になります。
どうしても解凍をしたい場合には、冷凍庫から取り出し夏場は2分程度、冬は10分程度で半解凍状態になります。
この状態で、千切りなどにすると良いですね。
タッパーやジップロックを使った方が良いか
やはり大葉は乾燥に弱いので、密閉できる容器タッパーや袋ジップロックなどが有効に使えます。
冷蔵庫でも冷凍庫でも、キッチンペーパーにくるみ、ラップで包み、最後にタッパーやジップロックで完全に乾燥をシャットダウンすることが大事ですね。
タッパーは場所を取るので、ジップロックがベストかもしれませんね。
おわりに
大葉の保存方法について、ご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
夏場はすぐに傷んでしまうので、購入後すぐに冷凍保存するのもおススメです。
薬味として使用する分には、多少細かく砕けてしまっても問題はないですよね。
余談です。
皆さん、大葉と青じその違いってご存知ですか?シソと呼ぶ場合と大葉と呼ぶ場合両方ありますよね。
実はこれ、野菜名が「青じそ」で、商品名が「大葉」なんです!店舗によって記載方法が異なるのは、こういう理由なんですね。
どちらの名称で呼んでも、正解でした!