中国から利尿作用のある薬草として渡ってきた「ごぼう」を使用した、ごぼう茶が今話題ですね。
何より食物繊維がとても豊富であることがメリットとして挙げられます。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が共に多く含まれるお茶です。
では、そのごぼう茶を飲むことによってどのような効果が期待できるのか・・・。
少しご紹介していきたいと思います。
ごぼう茶の効果
水溶性食物繊維は、体内にある有害な成分を吸着させて体外へ排泄させます。
それと同時に余分な栄養素の吸着を妨害するため、生活習慣病(糖尿病など)や動脈硬化、高血圧といった疾患の予防に役立ちます。
また、便を柔らかくする作用もあるため便秘気味の方にはおススメです。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らむことで腸を刺激します。
それにより便秘の解消、整腸、発がん物質の排除などの働きをします。
さらに、むくみ解消・肥満改善・デトックス・アンチエイジングなど様々な効果も期待できます。
女性にとっては嬉しい効果がたくさんありますね。
ごぼう茶の効果が効き始めるのはいつからか
血糖値の上昇を緩やかにしたり、高血圧の予防につながる効果もありますが、女性の間で話題になるのが「ダイエット」目的で飲むごぼう茶の効果についてです。
口コミを見ていると「効果が感じられない。」「いつから効果がでるのか。」などの書き込みが多いですね。
では「ごぼう茶に即効性があるのか?」・・・答えは「なし」と思っていてください。
ごぼう茶は医薬品ではなく、あくまでも健康食品という食品です。
長期的に摂取し、体質を徐々に改善させていくことで得られる効果があるということですね。
こう書いてしまうと、量を飲めばいいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるのですが、大量摂取にはリスクも伴います。
ごぼう茶による副作用というのもあるので、決して大量に摂取しないようにしましょう。
適量を長期的に・・・というのがベストですね。
効果が現れるのは人それぞれの体質にも関係するかと思いますが、ごぼう茶の販売を見ていると「1週間お試し」「1週間トライアル」のものがとても多いことがわかります。
最低1週間飲んでみてからということですよね。
もちろん、1週間程度飲み続けたからといって、身体に大きな変化があるとは限りません。
アレルギーや体に異変がなければ、出来るだけ愛飲を続けゆっくりと体質改善をしていくことが大切かと思います。
おわりに
ごぼう茶の効果と期間についてご紹介しました。いかがでしたか?
毎日の生活の中にごぼう茶を取り入れることにより、健康のサポートとなればいいですね。
余談です。
ごぼう茶を飲んだ後の出がらし、皆さん食べてみませんか?実は、リメイクをするだけで手軽で美味しい肉そぼろが出来ます。
リメイクレシピ:ごぼう茶の出がらし(5パック分)、鶏ひき肉70g、めんつゆ大さじ2、しょうゆ大さじ1、しょうがチューブ適量、ごま油適量
フライパンにごま油を適量ひき、鶏ひき肉・ごぼう茶の出しがらを袋から取り出して入れ、軽く炒めます。
少し色が変わったらしょうが・めんつゆ・しょうゆ・水大さじ3程度を加えさらに炒め煮していきます。煮汁がなくなったら火を止め完成です。
ごはんの上にお好みでふりかけて召し上がってください。