生活習慣病予防から美肌効果まで色々な栄養素を含むトマト。

健康な身体を維持していくための栄養素も多く含まれ、親御さんたちが子供に食べさせたいと思う野菜の一つでもあります。

そんなトマトには、美肌効果だけでなくデトックスやアンチエイジングといった女性に嬉しい効果が期待できることも分かってきました。

今回は、そんなトマトに関するお話です。

トマトによる脂肪燃焼の効果

2012年に京都大学の研究グループが「13-oxo-ODA」と呼ばれる成分がトマトから発見されたと発表しました。

これは、肥満に伴う脂質代謝異常を改善する有効な成分です。

また、トマトに含まれるビタミンやミネラルによって「成長ホルモン」の分泌が促されます。

この成長ホルモンは新陳代謝を向上させる効果があり、日々の消費カロリーを増やし、脂肪燃焼につながっていきます。

さらに、トマトの代表的な栄養素「リコピン」にも注目です。

このリコピンという栄養素には「高い抗酸化作用」が含まれています。

脂肪を蓄積する細胞の働きを抑制する効果があり、悪玉コレステロールの排出を促す食物繊維も豊富に含まれます。

脂肪燃焼を促す成分と、脂肪の蓄えを抑制する成分の両方を兼ね備えているんですね。

トマトを使った脂肪燃焼スープのレシピ

鶏ささみで満腹、燃焼スープ

用意するもの:ホールトマト1缶、キャベツ半玉、玉ねぎ3個、鶏ささみ4本、コンソメ1個、ケチャップ大さじ3、塩コショウ適量、水1L

キャベツ・玉ねぎ・鶏ささみをお好みの大きさに切ります。大きめにきったほうが満腹感が得られやすいかと思います。

鍋に水1Lをいれ中火で沸騰させます。

沸騰したところに、コンソメ・キャベツ・玉ねぎを入れ弱火で煮込んでいきます。

ある程度火が入ったところで、鶏ささみ・トマト缶・ケチャップ・を加え混ぜながら弱火でさらに加熱します。

全体に味が馴染んだところで、味見をし塩コショウで整えたら火を止めます。

器にもりつけ、完成。

食べる脂肪燃焼スープ

用意するもの:ホールトマト1缶、玉ねぎ3個、キャベツ半玉、にんじん1本、セロリ1本、マイタケ1袋、しめじ1袋、コンソメ1個、塩コショウ、水800ml

玉ねぎ・にんじん・セロリを一口大に角切りにします。

キャベツ・マイタケ・しめじはお好みの大きさに切ります。

鍋に、玉ねぎ・にんじんを入れ水800?ほどとコンソメを加えて煮ていきます。

にんじんに少し歯ごたえが残る程度で、トマト缶・キャベツ・セロリ・マイタケ・しめじを加えさらに煮込んでいきます。

具材に火が通れば、あとはお好みの歯ごたえになるまで煮込んでください。最後に塩コショウで味を整え火を止めます。

器に盛り付け、完成です。

おわりに

トマトと脂肪燃焼についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

脂肪燃焼スープは、生トマトでなくリコピンが豊富なトマトジュースなどと組み合わせてもよさそうですね。

余談です。

実は、著者・・・去年この脂肪燃焼スープダイエットを実施しておりました(笑)

あまりストイックにするのも続かないので、具材は好きなものを入れてました。

「スープ以外は禁止、ただしスープはどれだけ食べてもOK」というものです。

和風味にしたり、カレー味にしたり、トマト味にしたり・・・1か月ほど続けたところ4〜5kg落ちました。

結局、続けられなくてリバウンドの現在ですが(汗)

おススメの具材は、トマトとほうれん草。

黒コショウをたくさん入れるとパンチがあって美味しいですよ。