トマトは低カロリーで栄養成分も豊富な健康野菜。
夏を代表する夏野菜でもありますね。
美肌効果やデトックス・アンチエイジングなど女性には嬉しいものばかりです。
また、トマトの有名な栄養素リコピンは加熱をすると1.6倍もの効果を発揮することになります。
スープなどの煮込み料理は、効率的にたくさんのリコピンを摂取したい時におススメです。
今回は、トマトを煮込むスープレシピをご紹介します。
トマトの煮込みスープの簡単に作れるレシピ
ウィンナーのトマトスープ煮込み
用意するもの:トマト3個、ウィンナー6本、玉ねぎ1/2個、コンソメ1個、ケチャップ大さじ3、ソース大さじ2、砂糖大さじ1、塩コショウ適量、水600cc
トマトはヘタをとり、4等分に切ります。
玉ねぎは、一口大に切ります。
鍋に水・コンソメを入れ中火で加熱、沸騰したら玉ねぎ・トマト・ウィンナーを加え蓋をして煮込んでいきます。
野菜が柔らかくなったら、ケチャップ・ソース・砂糖・塩コショウを入れ味を整えます。さらに、煮詰めます。
トロミが少しついたら火を止め、器にもり完成です。
スープがたりない場合は、途中で水を追加してください。
さば缶のトマト煮込みスープ仕立て
用意するもの:トマト4個、さば水煮1缶、キャベツ1/4玉、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、コンソメ1個、バター大さじ1、塩コショウ適量
トマトはヘタを取り、一口大に切ります。
キャベツ・玉ねぎは大きめにざく切りにします。
にんにくは、みじん切りにします。
鍋にバター・にんにくを入れ弱火で加熱します。香りがたったら玉ねぎ・トマト加えさらに炒めます。
玉ねぎがしんなりしたら、水200cc程・コンソメを加え中火で5分程煮ます。
5分後、キャベツ・さば缶を煮汁ごと入れ弱火でさらに15分程蓋をしてコトコト煮ます。
塩コショウで味を整えたら火を止めます。器に盛り付け完成です。
ボリューミーな牛肉トマトスープ
用意するもの:トマト4個、牛こま肉200g、玉ねぎ1/2個、セロリ1/2本、にんにく1片、ローリエ1枚、コンソメ1個、ケチャップ大さじ2、サラダ油大さじ1、水600cc、塩コショウ適量
トマトはヘタを取り、一口大に切ります。
セロリは筋を引いて、斜め薄切りにします。
玉ねぎは、薄くスライスします。
にんにくはみじん切りにします。
鍋にサラダ油をひき、にんにくを入れ弱火で加熱。香りがたったら牛肉を炒めます。
肉の色が変わったら玉ねぎ・セロリを加えさらに炒めていきます。
玉ねぎがしんなりしたら、トマト・コンソメ・水・ローリエを加え強火で煮込みます。
煮立ったらアクを取りながら、中火にし7分程さらに煮ます。
ケチャップ・塩コショウを加え味を整えたら5分程煮詰め、火を止めます。
器に盛り付け完成です。
おわりに
トマトをコトコト煮込んだスープレシピをご紹介しました。
基本的に、材料を切ってしまえばあとは鍋で煮込むだけ!という手間のかからない料理です。
家事の合間や時間があるときにササッと作り置きが出来るのもいいですね!
余談です。
皆さん味の基本「五味」というのをご存じでしょうか?
塩味・酸味・甘味・辛味・苦味です。
日本ではさらに「旨味」が加わり第六の味覚と言われているそうです。
そして驚きなことに、欧米人には「苦味」がないんですね。
旨味は、日本人に馴染みのある発酵食品やだし汁から生まれたものです。
今回取り上げたトマトには程よい「酸味」と「甘味」が含まれています。
加熱をするとさらに甘味が増す気もしますが、実は糖が増えているということではないんです。
味覚の感じ方ということでしょうか。