夏バテでも食べられる!夏野菜の代表的存在でもあるトマトには、ビタミンCやβカロテン、カリウムなど大切な栄養素が含まれています。

肌荒れ対策(アンチエイジング)や、ダイエット、がん予防などにも効果があるとされています。

そして今回注目したいのが「高血圧・糖尿病」などに効果があるということです。

どのような栄養素が効果を発揮するのか、ご紹介していきます。

トマトは糖尿病に効果はあるか

糖尿病は「血糖値が高い」とよく言われますが、血中の糖の量が平均値よりずっと高い状態が続く状態のことです。

通常、「インスリン」というホルモンの作用により血中の糖は脂肪や筋肉・エネルギーなど様々なものに変換され体が作られます。

しかし、糖尿病になるとこのインスリンが低下し、糖が変換されることがなくなり、そのまま血液にとどまります。

結果、血糖値が高くなるんですね。

では、トマトの何が糖尿病に効果があるのか・・・。

それは「リコピン」という成分です。

リコピンには非常に高い「抗酸化作用」が備わっており、活性酸素を除去する働きがあります。

悪玉コレステロールなどを減らす作用もあるんですね。

現在私たちが確認できる研究内容からは、リコピン摂取によって糖尿病や動脈硬化の予防・改善作用につながるホルモンの血中濃度が増加するという結果がでています。

トマトを摂取することにより、リコピンが血糖値のコントロールに役立つということです。

よりリコピンを効果的に摂取したいという場合は、生のトマトではなく、完熟トマトを使用しているストレートなトマトジュースがおススメです。

トマトジュース用のトマトは通常より約3倍ものリコピンが含まれることもあるそうです。

トマトを使った糖尿病におすすめのレシピ

簡単トマトスープ

用意するもの:トマトジュース200cc・オリーブオイル大さじ1、乾燥ハーブ(バジルやオレガノ)適量

耐熱ボウルに、トマトジュース・オリーブオイル・お好みの乾燥ハーブを入れて電子レンジで2分程温めます。

そのあと、よくかき混ぜて完成です。

選ぶハーブによってアクセントが変わるので、色々とお試しください。

バジルとコショウの組み合わせもいいですよ。

トマトオムレツ

用意するもの:ミニトマト5〜7個、卵1個、たまねぎ1/8個、バター少量、塩コショウ適量

ミニトマトは洗って、全て半分に切ります。

卵はボウルに割り、塩コショウで下味をつけます。

たまねぎは、皮をむきみじんぎりにします。

フライパンにバターを入れて加熱。

バターが溶けてきたらたまねぎを加え弱火で炒めていきます。

たまねぎの色が変わってきたら、トマトと卵を一気に流しいれます。

オムレツの形に整えたら、お皿に盛って完成です。

おわりに

トマトによる糖尿病への効果と、そのレシピをご紹介しました。

いかがでしたか?トマトに含まれる栄養素により、血糖値のコントロールだけでなく、動脈硬化やがん予防、または女性に嬉しい美容効果も期待できます。

日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

余談です。

先日、街をブラブラと歩いていたら「砂糖を使っておりません」という看板をかかげるイタリアンレストランを発見しました。

気になったので詳細を読んでみたところ「希少糖」というものを使用しているそうです。

血糖値の上昇を緩やかにし、糖の吸収を抑えるとの説明文がありました。

「デザートもすべて希少糖でお作りしています!」とのメッセージも(笑)

食後のデザートって女性にとってポイント高いですからね!さすがですね!

機会があれば、行ってみようかな。