皮つきのまま食べられる新じゃがは、栄養素をたっぷり摂取できて身体に良い野菜ですね。芽には毒素が含まれるので、きちんと取り除く必要があります。そこだけ注意すれば、どんな料理にも合う万能野菜だと思います。
旬は、春先から初夏にかけて。ホクホクとおいしい新じゃがいもが店頭に並びますね。今回は、そんな旬の新じゃがとよく合うひき肉を使ったレシピをご紹介します。
新じゃがとひき肉を使った料理
新じゃがとひき肉煮
用意するもの:新じゃがいも小ぶりのもの10個程、豚ひき肉100g、酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、油適量
新じゃがいもは水でキレイに洗って土や汚れを取り、水気をきります。フォークなどで刺して穴をあけておきます。
フライパンに油をひいて中火で熱し、新じゃがを焼いていきます。2,3分間炒め一度容器に取り出します。フライパンにひき肉を入れてほぐしながら炒め、色が変わったら先ほどの新じゃがを戻し入れます。
そこへ酒・水100cc程を加え煮立ったら、みりん・砂糖・しょうゆを加え蓋をして弱火で15分程煮ます。じゃがいもに火が通ったことを確認し、中火で蓋を外し煮汁がなくなるまで煮詰めて完成です。
新じゃがいもが大きい場合は、半分に切って使用してください。
新じゃがコロッケ
用意するもの:新じゃがいも8個、玉ねぎ1個、合びき肉300g、卵2個、バター大さじ2、塩コショウ適量、パン粉適量
新じゃがいもは綺麗に水で洗い土を落とします。耐熱皿に並べラップをかけるか、キッチンペーパーで一つづつ包み、電子レンジで7,8分程加熱。柔らかくなったことを確認し、熱いうちに皮をむきます。ボールに入れフォークやスプーン、すりこぎなどで潰して少し冷まします。
フライパンを中火に熱しバターをひいて玉ねぎを炒めます。色が変わったらひき肉を入れさらに炒め、塩コショウをし、新じゃがの入ったボールに入れ混ぜ合わせます。
タネが冷めたら手で6-8等分にし、強めに握り形を成形しましょう。大きさや形はお好みです。
卵・パン粉の順で衣をつけたら揚げていきます。中温できつね色になるまで揚げてください。
お好みでソースをつけてお召し上がりください。
新じゃがとひき肉のカレー炒め
用意するもの:新じゃがいも3個、豚ひき肉100g、ピーマン2個、カレー粉小さじ1/2、鶏ガラスープの素小さじ1/2、みりん大さじ1、しょうゆ大さじ2、塩コショウ適量、油適量
新じゃがいもは水で綺麗にあらって、半分に切ってから薄くスライスします。
皮はお好みでむいてもむかなくてもいいです。
ピーマンは、お好みの大きさに乱切りにします。
フライパンに油をひいて、ひき肉をほぐしながら炒め塩コショウで味付けをします。
色が変わったら新じゃがを加え、表面が透き通るまでさらに炒めます。
ピーマン、カレー粉を加えさっと火を通したら水100cc程・みりん・鶏ガラスープの素・しょうゆを入れ中火から強火で煮汁がほぼなくなるまで炒め煮にし完成です。
新じゃがに火が通りすぎるとおいしくないので、ある程度歯ごたえが残るように切る厚みや、火加減の調整をしてください。
おわりに
新じゃがとひき肉のレシピいかがでしたか?
どれも簡単で、ボリュームがあるので是非お試しください。
コロッケは、揚げ油の処理がめんどくさいという方も多いはずです、鉄板に並べ衣のうえから少し油をかけて、オーブンで焼いてしまうという方法もあります。ヘルシーコロッケですね。
余談です。
せっかくなので、じゃがいもの保存方法について少し・・・。
じゃがいもは冷蔵庫には入れず風通しの良い冷暗所で保存するのがベストです。
日に当てると芽に含まれる毒素が生成されてしまうので要注意。
またリンゴと一緒に袋に入れておくと、リンゴからでる成分が芽の成長を抑えてくれるらしいのです。
すぐに食べきれない量のじゃがいもを保存する際は、リンゴと一緒・・・をお試しください(笑)