暑い日が多くなってきましたね。

注意したいのはこれから訪れる夏バテです。

夏バテの代表的な症状は2つ。

「全身のだるさ・疲労感」と「食欲不振」です。

予防法としてはやはり栄養価の高い食品を食べる、食べやすいものを口にするということでしょうか。

著者のおススメは「トマト」です。酸味と甘みを兼ね備え、さらに水分が豊富なため暑い夏にもピッタリですね。

今回は、このトマトをさらに夏向けにアレンジした料理「冷製パスタ」をご紹介していきたいと思います。

トマトを使った冷製パスタのレシピ

冷製バジル&トマト

用意するもの:トマト2個、バジルの葉8枚、スパゲッティ180g、オリーブオイル大さじ6、レモン汁大さじ2、ガーリックソルト適量、砂糖適量、塩コショウ適量

トマトはヘタを取り、角切りにします。

バジルは荒めのみじん切りにします。

大きめのボウルを用意し、トマト・オリーブオイル・レモン汁・ガーリックソルト・砂糖・コショウをよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておきます。

鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩を加えスパゲッティを茹でていきます。

お使いになるスパゲッティの種類により茹で時間が異なりますので、注意してください。

1分程長めに茹でるのがポイントです。

茹であがったら、氷水にとりサッとしめていきます。

キッチンペーパー等で水気をふき取ります。

冷蔵庫で冷やしておいたソースを取り出し、先ほどのスパゲッティを加えよくあえます。

お皿に盛りつけたら、バジルをちらして完成です。

大葉でさっぱり、トマトの冷製パスタ

用意するもの:トマト2個、大葉10枚、にんにく2片、コンソメ1個、オリーブオイル大さじ3、しょうゆ小さじ1、砂糖小さじ1、塩コショウ適量、スパゲッティ200g

トマトはヘタをとり、角切りにします。

にんにくはみじん切りにします。

大葉は千切りにします。

フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れ弱火で加熱します。

香りがたったら、トマト半量・しょうゆ・砂糖・コンソメを加えさらに炒めます。

大きめの耐熱ボウルに移したら、残りのトマト半量を加え、ラップをし冷蔵庫で冷やします。

鍋にたっぷりの湯をわかしたら、塩を加えスパゲッティを茹でていきます。

指定された茹で時間より1〜2分長めに茹でてください。

茹で上がったら氷水にとり、しめていきます。

キッチンペーパー等でしっかり水気を取ってください。

先ほど冷やしたソースを取り出し、スパゲッティを加え塩コショウで味を整えます。

お皿に盛り付けたら、大葉をたっぷりのせて完成です。

トマトとアボカドの冷製パスタ

用意するもの:トマト2個、アボカド1個、生ハム4枚、レモン汁大さじ2、オリーブオイル大さじ2、砂糖小さじ1、塩コショウ適量

トマトはヘタ、種を取り角切りにします。

アボカドは種・皮を取り除き、トマトに合わせ角切りにします。

生ハムは一口大に切ります。

大きめのボウルに、レモン汁・オリーブオイル・砂糖を入れよく混ぜます。

さらに、トマト・アボカド・生ハムを加えよく和えます。

タップをしたら、冷蔵庫でしっかり冷やします。

鍋にお湯をたっぷり沸かし、塩を加えスパゲッティを茹でていきます。

指定された時間より1〜2分長めに茹でましょう。

茹で上がったら、氷水に取りしめていきます。

キッチンペーパー等で水気をよくふき取ります。

冷蔵庫で冷やしていたソースを取り出し、スパゲッティを加えてあえていきます。

塩コショウで味を整えてください。

器に盛り付けたら完成です。お好みでモッツァレラチーズをのせてもおいしいですよ。

おわりに

夏にぴったりトマトを使った冷製パスタをご紹介しました。

どれも簡単に作れるのでいいですよね。

急な来客やおもてなし料理にもおススメです。

余談です。

冷製パスタは1980年頃にイタリアで誕生しました。

当初はキャビアが添えられたパスタのサラダという形式だったそうです。

この冷製パスタを考案したのがグァルティエロ・マルケージという方ですね。

そして驚くべきことに、インスパイアされたのが「日本のざるそば」とのこと・・・。

来日時に食べた「ざるそば」を母国に持ち帰り、冷製パスタを誕生させたようです。驚きですね!

しかしパスタの本場イタリアでは保守的な人が多く、冷製パスタはあまり普及していないそうです。

日本では、夏の定番メニューになりつつありますよね。美味しいのに、もったいない(笑)